つきのぼうや
以前紹介した「ネコ横丁」と同じ作者でイブ・スパング・オルセンの
絵本です。
こちらは「ネコ横丁」より 青と黄色が鮮やかなので
またイメージが違いますね。
でも、リトグラフの柔らかい線は同じです。
単色でこれだけの味わいがあるのがリトグラフのよさですね。
縦35cm、横13cmという
とっても縦長のこの絵本は 縦の長さを利用して
月から 地上の水辺までの つきのぼうやの
冒険を一緒に体験できます。
ページをめくる毎に地上に近づいていきます。
空から地上への見え方ってこうなんだぁ~。
と 今まで考えもしなかった視点があります。
横へ横へとしかほぼ移動していませんもんね。
そう思うと、私たちって
カニの横歩きをそれほどばかに出来ませんね~。
「つきのぼうや」
イブ・スパング・オルセン(さく)
やまのうち きよこ(やく)
福音館書店
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