かとりせんこう
かとりせんこう
田島征三(さく)
福音館書店
こどものとも 2009年7月号
「けむりが もんもん」「かが ぽとん」
夏になると読みたくなる絵本です。
*まだハードカバーになっていないです。
田島さんのナンセンスって正統派なのね~。
って思っていたら
今頃 「こどものとも」に付いている冊子を
読んでなんだか 納得というか・・・
征三さんの当時3歳のお孫さん
ヒナタくんが いたずらの種を探して
セイちゃん(征三さん)に近寄って来て
蚊取り線香で「ぽとん」と落ちた様子から
「蚊がぽとん」とセイちゃんの言葉に
「新聞がぽとん」と読みかけているセイちゃんの
新聞を床に落としたり・・・
と3歳のヒナタくんの想像力に限りなく
UFOがぽとん、おそらがぽとん・・・
といったエピソードがあったのですね。
そこから2年目にこの絵本が生まれたと。
我が家のかとりせんこうは この絵本のように
「ぽとん」と蚊がお亡くなりになることはないですが・・・
(菊花線香なので 嫌がって近寄って来ないだけ)
征三さんの所が菊花線香であったら
この絵本は生まれませんでしたね。
「おおきなおおきなおいも」も幼稚園での
先生とのやり取りから生まれた絵本だし、
ちいさな子の自由な発想には 気持ちの良いナンセンスが
ありますね
*「こどものとも」は5~6さい向けですが
発想したのが3歳の子どもだから、いいんじゃないって
3歳からにしました。
私的には2歳でも喜ぶと思います。
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