コウモリのルーファスくん

うり坊

2012年04月30日 10:14

コウモリのルーファスくん
トミ・ウンゲラー (さく)
いまえ よしとも (やく)
BL出版




コウモリが主人公の絵本ってないかなぁ?と
子どもが小学校低学年だった頃に探したことがありました。

冬眠しかけていたコウモリを子ども達が見つけて
家に一晩泊めたことがあったのです。

私自身子どもの頃 裏の川の下水のトンネルから
やってくるコウモリが 迷ってやってきたのを
間近でみた以来でした。

そのつぶらな瞳や顔立ちが可愛らしかったので
飼いたい気持ちもありましたが
野生の生き物。
翌日に、元いたところに子どもと返し?に行きました。

そんな事があってコウモリの絵本を探したのですが
科学の絵本では何冊かあってとても参考になりました。
創作絵本となると見つからなかったのですが
この「コウモリのルーファスくん」は
1994年に一度、岩崎書店から出版されているのですね。

その時の表紙は現在出版されているものとは
絵が左右反転していて どういう経緯で 
反転させたのか、興味深いところです。
どなたかご存知だったら教えてくださいm(__)m

と、前置きが長くなりました。

ウンゲラーの絵本は「すてきな三にんぐみ」で
知らない人がいないのではないでしょうか?
その「すてきな3にんぐみ」を彷彿とさせる
色と構成になっています。

コウモリを愛らしく描いてくれてありがとう~!!
と言いたいです。

いまえよしとも さんの訳もすっきりして
リズムが良くて心地いいです。
「”あたまいた”のくすり」って好きだなぁ。

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