つきのぼうや

以前紹介した「ネコ横丁」と同じ作者でイブ・スパング・オルセンの
絵本です。

こちらは「ネコ横丁」より 青と黄色が鮮やかなので
またイメージが違いますね。
でも、リトグラフの柔らかい線は同じです。
単色でこれだけの味わいがあるのがリトグラフのよさですね。

縦35cm、横13cmという
とっても縦長のこの絵本は 縦の長さを利用して
月から 地上の水辺までの つきのぼうやの
冒険を一緒に体験できます。

ページをめくる毎に地上に近づいていきます。
空から地上への見え方ってこうなんだぁ~。
と 今まで考えもしなかった視点があります。

横へ横へとしかほぼ移動していませんもんね。

そう思うと、私たちって 
カニの横歩きをそれほどばかに出来ませんね~。

つきのぼうや

「つきのぼうや」
イブ・スパング・オルセン(さく)
やまのうち きよこ(やく)
福音館書店



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この記事へのコメント
作者は外国の方ですよね
やっぱりという感じです。

根本的に、発想が違うんでしょうね。
日本は土についていて、ほかの国は空間にあるような。
私が 好んでそういった児童書を呼んでいる為かもしれないですが

うりと言えば?
イノシシの子供なんでしょうが、
私は瓜が大好きなんで、ウリが浮かびます。

夏はスイカより瓜です。

私の畑の瓜が沢山なり始めました。
イノシシは出ないから、安心ですよ。
Posted by ロビン at 2010年07月05日 14:54
ロビンさん

なるほど~。
日本と海外の違いがあるのでしょうね。
気がつきませんでした。

「空間にある」「土についている」
これに着目して えほんを読んでみると
何か わかるかも知れませんね。

ありがとうございます!

「うり」こちらは
イノシシの子の呼び方に 
自分の子どもの頃のあだ名を
かけました。
ははっ。
でも あだなは どっちでもないので
瓜と思っていただいてもOKです♪
Posted by うり坊うり坊 at 2010年07月05日 18:12
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つきのぼうや
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