ヘレン、ようこそ どうぶつえんへ

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マーガレット・ブロイ・グレアム(さく・え)
ともの ふゆひこ(やく)
キッズメイト


ヘレン、ようこそ どうぶつえんへ

クモをチャーミングなキャラクターで
描くのは難しいなぁ。と思っていました。
クモって人間で言ったら 
頭から足が八本生えているような構造?でしょう。
ヘンな絵になってしまう。
力不足です。

でも、クモを主人公にした素敵な絵本は何冊かありますね。
デザイン的で芸術性もあるものです。
素敵だけれど、親しみやすいキャラクターとは
距離があるように思います。

「ヘレン」は上手い具合にチャーミングな
キャラクターにしているなぁと感心しました。
落書きで描いたようなクモですが
(グレアムさん失礼しました)
絵本の中で 小さいクモのままで存在感を出して
成り立たせることができるのは
登場している人間や動物たちを魅力的に描いている
上でのこと。

もっとも、ストーリーとしても
「クモの巣はきたない」と思う人間の
ご都合だけでは見ないでねという
思いも伝わってくる素敵な内容です。
しっかりと生態系の中でのクモの役割を
伝えてくれています。



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