ぶたぶたくんのおかいもの
土方久功(さく)福音館書店
まず、表紙を見て手に取る方は少ないのでは。
私も全く手に取ろうとしませんでした

この本が好きな方がいて読み聞かせによく使われていたので
気になって読んでみたら!!!
めちゃ面白い。
以来大ファンです。
南の島の原住民と生活を共にしながら
彫刻の制作と島の民族学的な研究を行った
作者の絵はキレイとかカワイイなどとは
かけ離れています。
キョウレツな個性のあるインパクト抜群の絵です。
なるほど、南の島の彫刻のようなお面のような
「かおつきぱんの じょうとうぱん」なるものまで出てきます。
後になってしまいましたが
お話は 「ぶたぶた ぶたぶた」といつも
言っていたら名前を忘れてしまって
(お母さんまで忘れて)ぶたぶたくんと呼ばれるように
なった こぶたがおつかいに行くお話です。
この絵本は読む時のポイントがあります。
やおやの早口お姉さん。
お菓子屋のゆっくりおばあさん。
このセリフを練習しておくことが大事ですね。
特に、早口お姉さんの言葉は目が回るほど
早くしゃべるので息もつかずに話せたらGOODです。