ぼちぼちいこか~って
そうありたいものです。
「ぼちぼちいこか」 マイク・セラー(作) ロバート・グロスマン(絵)
いまえよしとも(訳)
この原題は「WAHT CAN HIPPOPOTAMUS BE?」ですから
直訳すると かばに何が出来る? って事になりますか?
(ほんと?英語苦手なので こんなに簡単な英文でもびびってる)
中身も「〇〇になれる?」 「NO」
なのに訳者がいまえよしともさんなのが この本の絶妙なところ。
関西弁で 「〇〇になれるやろか?」 「なれへんかったわ」
「NO」のバリエーションもすごい。
日本語の幅広さが出ている。
日本語って面白いなぁって思う。
それにしても 関西弁だからまたいいんだろうなぁ。
最後にかばくんが 自分に合った仕事を全く見つけられないにも
関わらず、「ま、ぼちぼちいこか―ということや。」と
余裕のハンモック。いいなぁ~。
人間この余裕が大事ですよね。
文章ばかり言っていますが、エアスプレーを使ったような
洗練されたグラフィックの絵ですが
とっても暖かいのがまた素敵。
ユーモラスにかばくんを表現しています。