コウモリのルーファスくん
トミ・ウンゲラー (さく)
いまえ よしとも (やく)
BL出版
コウモリが主人公の絵本ってないかなぁ?と
子どもが小学校低学年だった頃に探したことがありました。
冬眠しかけていたコウモリを子ども達が見つけて
家に一晩泊めたことがあったのです。
私自身子どもの頃 裏の川の下水のトンネルから
やってくるコウモリが 迷ってやってきたのを
間近でみた以来でした。
そのつぶらな瞳や顔立ちが可愛らしかったので
飼いたい気持ちもありましたが
野生の生き物。
翌日に、元いたところに子どもと返し?に行きました。
そんな事があってコウモリの絵本を探したのですが
科学の絵本では何冊かあってとても参考になりました。
創作絵本となると見つからなかったのですが
この「コウモリのルーファスくん」は
1994年に一度、岩崎書店から出版されているのですね。
その時の表紙は現在出版されているものとは
絵が左右反転していて どういう経緯で
反転させたのか、興味深いところです。
どなたかご存知だったら教えてくださいm(__)m
と、前置きが長くなりました。
ウンゲラーの絵本は「すてきな三にんぐみ」で
知らない人がいないのではないでしょうか?
その「すてきな3にんぐみ」を彷彿とさせる
色と構成になっています。
コウモリを愛らしく描いてくれてありがとう~!!
と言いたいです。
いまえよしとも さんの訳もすっきりして
リズムが良くて心地いいです。
「”あたまいた”のくすり」って好きだなぁ。